2024年のおもちゃ修理はじめは、
保育園から依頼されたプラレール山手線の古いタイプの連結部分の交換でした。
通常、保育園でも連結パーツなどは交換してるそうなのですが、
今回はネジを外しても連結パーツ部分が登場せず困った…
ということで、お預かりしました。
プラレール山手線ドア開閉式タイプの連結部品交換方法
このドア開閉タイプのプラレールの連結部品交換はこれがはじめてだったので、
まずその連結部品が入るところを開けることからはじめました。
底面のネジを回すとボディが外れて連結部品交換できるというパターンが多い中、
このタイプはみるからにネジを外したところで、連結部品部分には到達できなさそう…
この外側ボディをガバっと外せばいいというのはわかるのですが、
古いせいなのかなかなか外れませんでした。
この部分を治します~!
用意するもの
・ドライバー(2番)
・新しい連結部品
プラレールドア開閉式タイプの連結部品の交換手順
①底面のネジを外す
②開閉ドアを開状態にしながらボディを外す
③連結部品を交換する
④ボディを戻しネジを止める
手順的にはシンプルですが、
ボディを外す
元に戻す
この部分が仕組みがわからないと苦戦する部分です。
まず、ボディを外すのはいいとしても、
ドア開閉のギミックがバネを使ってるので
勢いよくびょーんと外れて中身がバラバラになりがちです。
そうなると、
どこにどのパーツが入ってるのかわからなくなって元に戻すのが難しくなってきます。
ドア開閉式プラレールの仕組み
ドアの開閉はバネの力と、
ひっかかりが外れることによって動きます。
パーツも仕組みもシンプルですが、出来上がりを確認できない状態で
もとに戻すのはなかなか難しいことです。
しかし、この仕組みはバネが使われているので、
本体を外したタイミングで、びょーーんと飛び出してしまいやすいのです。
そうなると、
最初の状態がわからないまま、パーツを正しい位置に組み立てることになります。
悩んでしまうところです。
まずはこの写真でハマってる状態を確認してくださいね。
・バネの入れる場所
・ドア開のボタン位置
・ドア閉のパーツ位置
この3点に気を付ければ簡単です。
連結パーツは本体黒に差し込み部分があるので、
壊れたパーツをとりのぞき新しいパーツを入れ替えれば大丈夫です。
連結パーツ差し込み部分はココ。
本体と外側パーツの外し方
今回お預かりしたプラレールは年季の入ったものでしたので
元々動きが悪かったのです、全てのドア開閉タイプに当てはまるとは限りませんが、
今回はネジを外して、さらにドアを開状態にすることで外パーツと本体を外すことができました。
このドア開の黒いボタンを押して、ドアを開状態にして
外をはずす感じで引っ張ると外せます。
プラレールの電池・連結パーツ交換で本体ネジを外す時の注意点
プラレールだけでなく、おもちゃのネジ全般に言えますが、
ネジのサイズにあったドライバーを必ず使って下さい。
ネジのサイズより小さいドライバーを使っても
ドライバーがネジにハマるので回せるのですが、
ぴったりサイズでない場合、余分なスキマができてしまうので
ネジの穴の中でドライバーが回ってしまって削れてしまい
ドライバーでネジが外せなくなることもあります。
これを防ぐためには、
大きいドライバーから試してみるのがおすすめですよ。
ちなみに、
今回は2番のドライバーがピッタリ合いました。
もしネジの頭が潰れてしまったら新しいネジに交換してくださいね。
まとめ
プラレールは子供たちの大好きなおもちゃの1つです。
でも、手加減しないのも現実で連結パーツはよく壊れる代表です。
連結パーツの交換そのものは難しい物ではないですが、
交換しようとしてプラレールがバラバラになるととてもやっかいです。
もしバラバラになってしまって自分の手に負えないとなってしまったら、
保証期間ならメーカーへ相談、保証期間がすぎてたらお近くのおもちゃ病院へ
頼ってください。
子供たちの大事なおもちゃ親子で大切にすることで思い出もまた増えますね。