おもちゃドクターに特別な資格は必要ありませんが、
おもちゃドクターになるためには技術や経験が必要です。
私は全く関係のない仕事をしてましたが、
作りことは大好き。
手作りおもちゃもこれまでいくつか作ってきましたが
既成品のおもちゃの中身を直すなんてことはこれまでしたことがないし、
やってみようとも思いませんでした。
おもちゃドクターを目指したきっかけ
ところが、
我が家は男子2人兄弟という
男の子ばっかりな状況。
女の子が好きそうなメルちゃんのお洋服とか
そういうのなら治せるけど…
え?プラレール?
トミカ?!ん?ハッピーセットを治す?!?!
という
これまで自分自身が子供だったころからも
考えつかないおもちゃのお治しが必要になってきたんです。
壊れたものは壊れたまま使って、
新しい物を買ったらいいじゃないか?
という考えもありますが、
SDGs教育が浸透し始めてるいま、
あるものを大切に使うということを幼いうちから当たり前にしていきたいなと思ったんですよね。
それに、
単純におもちゃ治せたら子供たちから
「お母さんすごーーーい!!」って
言ってもらえますしね。
そんなわけで、
おもちゃの外側だけじゃなくてもっと内側も治せるようになりたい!
どうしたら治せるようになるのか?を調べたところ、
【おもちゃドクター養成講座】
にたどり着きました。
これからおもちゃドクターを目指す方へ
おもちゃドクターの平均年齢は60代だそうです。
でも、
私が養成講座を受けた時は20代の学生さんもいらっしゃたし、
同世代のママさんも多数でした。
おもちゃドクターの年齢制限
おもちゃドクターはこれという年齢制限はありませんので、
お若い方もそうでない方も受講資格があります。
やろう!やってみよう!
と思ったら年齢関係なく受け入れてもらえるのはありがたいことです。
おもちゃドクターに向いてる人
大前提の心持として、
お金を稼ごうと思ってる方には向きません。
なぜなら、おもちゃドクターはあくまでもボランティアだからです。
もちろん、修理の時に部品など交換が必要な場合はその分の実費の少額はいただきますが、
おもちゃドクターを仕事の代わりにして、生計を立てようと思っているようだと
想像との違いに驚くことになります。
・作ることが好き
・治すことが好き
・子供が好き
・誰かの役に立ちたい
・喜んでもらえることが生きがい
そういう考えの人におもちゃドクターは向いてますよ。
おもちゃドクター養成講座の申し込み手順
2023年12月現在おもちゃドクター養成講座の受講は抽選となってます。
①日本おもちゃ病院協会のホームページよりエントリー。
②当選者には、受講料支払い、持ち物などが郵送にて送られてきます。
③銀行振込、ネット振り込みが利用できます。
④案内はがきが届きます。
⑤当日会場へ、必要な持ち物をもって受講。
おもちゃドクター養成講座は計3日間。
この3日間で座学と実技で学びます。
基本のプラレールから勉強しますが、なかなか奥が深くて面白いです。
おもちゃドクター養成講座修了後はインターンとして近くの病院へ
養成講座修了後は、
修了証書が授与され晴れておもちゃドクターになれます!
が!
正直、じゃあこのおもちゃ治して!
という場面で治せるかと言ったらNO!
なので、
自宅の近くのおもちゃ病院へインターンとして
修行に行きます。
近隣にない場合は
おもちゃ病院協会が相談に乗ってくれますし、
ご自分で病院を立ち上げるサポートもしてもらえます。
また、
おもちゃドクター養成講座を受講する時に
日本おもちゃ病院協会へ参加するかどうか選べるのですが、
協会へ入ると、
あのおもちゃドクターのエプロンが支給されるだけでなく、
様々な症例や治し方をシェアしてもらえる会員専用ページを閲覧できるようになります。
さらに、代用できない特殊な部品を3Dプリンタで作成してもらえたり(有料少額)と
至れり尽くせりなので、ここはマストで参加しておきましょう。
まとめ
おもちゃドクターは特別な資格がなくても経験さえ積めば
誰にでもチャレンジできるが、あくまでボランティアなので仕事にしようと考えてるなら注意が必要。
日本おもちゃ病院協会のおもちゃドクター養成講座は抽選で受講でき、サポートやバックアップも充実してる。
それでも迷ってる場合は、お近くのおもちゃ病院へ見学に行ってみるのもひとつです。